メールマガジン
『あなたにはもっと価値がある』
＝＝＝ 自分の価値発掘ノウハウ ＝＝＝

 ━━━━━━━━━━━━━━ ≪No.001（No.067）≫ 2004. 1.12  ━━━━
 ■┳☆┳◆　　　　………「SOHOノウハウ」改め………
 ┣☆╋◆　　　　　 『あなたにはもっと価値がある』
 ☆╋◆　　　　　＝＝＝ 自分の価値発掘ノウハウ ＝＝＝
 ┣◆
 ◆　　　　　　◆◇◆　自分の棚卸のすすめ　◆◇◆
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               ***   SOHO know-how   ***

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 　新しい年に、生まれ変わったメールマガジンとしてお届けします。「SOHOノ
 ウハウ」からの通算番号ではNo.67ですが、「自分の価値発掘ノウハウ」として
 は一からスタートです。
 　まず自分の価値を発掘するノウハウ第一弾として「自分の棚卸のすすめ」を
 お送りします。

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┃◆◇◆ 自分の価値発掘ノウハウ五カ条 ◆◇◆┃
┃　　　 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^       ┃
┃１）自分の価値観を知る　　　　　　　　　　┃
┃２）自分の中の価値を見つける　≪----------┃----今回はこれ！！
┃３）自分の価値を磨く　　　　　　　　　　　┃　
┃４）価値を認めてくれる場やひとを見つける　┃
┃５）価値を他人に上手に伝える　　　　　　　┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 　本当は今年から同時にもう１誌メールマガジンを出すつもりでした。でも暮
 れから仕事が詰まっていて、発行準備ができませんでした。
 　内容は広告業界の裏側、実際の広告現場の話です。なぜ、そういうメールマ
 ガジンを出そうと思っているのか、今回はそんな話も書いてみました。
 
 　このメールマガジンが生まれ変わったので、Webサイトも新しくしなければ…
 と構想だけは持ちつつ、実作業には取り掛かれていません。すみません。
 　
 　どうぞ、気長におつきあいください。


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┃INDEX ┠────────────────────────────────
┗━━━┛
 ■自分の価値発掘ノウハウ【自分の棚卸のすすめ】
 ■あなたは「コピーライター」の仕事を知っていますか？
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┃■┃自分の価値発掘ノウハウ【自分の棚卸のすすめ】
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 　年初の誓い、今年の目標は立てましたか？
 　目標は達成できそうでしょうか？
 　「夢は大きく」とは言うものの、全く手が届かない目標では「口だけ」にな
 りかねません。
 　手が届く目標を立てるには、自分を知るすることが重要です。
 　
 　あなたは自分が持っている能力や経験をちゃんと把握しているでしょうか？
 　
 　わたしは企業（クライアント）から広告の仕事の依頼が来ると、まず最初に
 その企業や商品に関する棚卸作業を行います。
 　特に既存商品の広告や企業広告になると、クライアント自身の口からはなか
 なかコピーにできるような新しい価値を引き出せず、新聞の縮刷版やインター
 ネットで、その企業に関する記事を探すなどして調べます。
 　誰しも自分のことは見えにくいものなんですね。
 　
 　自分の持てる資産を棚卸するノウハウがあります。
 　
 ●片端から洗い出す
 　最初から、重要なものだけを選ぼうと考えないでください。
 　「こんなものは価値がない」と落としたものの中に、しばしば大事な資産が
 あります。 　
 　時系列で考えていくのもいいでしょう。
 　就職の際の履歴書のように最終卒業校から始めないてください。
 　赤ん坊時代、幼稚園時代、小学校時代……幼い頃の体験も大切な資産です。
 
 ●メモする
 　頭だけで考えずに、必ず実際にメモしてください。
 　なぜなら頭で考えると、思いついた時点で重要と判断したものしか残らない
 からです。
 
 　ワープロでもかまいませんが、特に不慣れな内は紙と鉛筆をおすすめします。
 　ワープロではどうしても、きれいに順番を整えたりしてしまいがちだからです。
 　紙と鉛筆なら思いつくまま片端から書けますし、後で見直して大事なところ
 に丸をつけるなど再評価を書き加えやすいからです。
 
 ●広い世界の中で価値判断
 　「何が資産か？」を考える際に、狭い範囲の中で価値を判断しないでください。
 　
 　わたしがクライアントと話していて、よく「こんなことは業界では当たり前
 だから」と言う言葉を聞きます。業界では当たり前でも、客が知らないことな
 ら、それは客に伝え、アピールする価値があることです。
 　
 　あなたも「経理の経験なんて、特別の経験じゃない」とか、「わたしは田舎
 しか知らない」などと、自分の資産を過小評価しないでください。
 　経理を知らないひとのほうが圧倒的に多いんですよ。
 　山や川で遊んだ経験や、田舎の人間関係に関する知識は誰でも持っているわ
 けではありません。
 　
 　不慣れな内は、価値の再発見が難しいでしょうが、まずは何を持っているの
 か資産表だけ作っておいてください。
 　これから、おいおい、再評価のしかたをお伝えしていきます。
 　
 　棚卸した後、それを第三者の目にさらしてみたいと思ったら、新たに用意し
 た掲示板に書き込んでください。他のひとに見せると、新たな発見をすること
 もあります。
 　書き込まれたものについては、今後の資産再評価のネタにさせていただくこ
 とがありますので、ご承知おきください。
 　
 　『あなたにはもっと価値がある』自分の価値発掘ノウハウ★掲示板★　　　　
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┏━┓
┃■┃あなたは「コピーライター」の仕事を知っていますか？
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 　わたしの本業はコピーライターです。
 　
 　広告屋は舞台裏で働くものですし、広告作品はそこに関わるひとの権利関係
 もややこしくからんできますので、会社のWebサイトには広告作品は広告賞受賞
 作くらいしか掲載していません。新しい作品は載せられないので、最近は広告
 の仕事をしていないかのように見えるでしょうが、実はいまでも収入は広告で
 稼いでいるほうが多いんです。
 　
 　最近「コピーライターについて誤解されているなあ…」と思うことが少なく
 ありません。
 　
 　広告と一口に言っても、中身は実にさまざまです。
 　同じ広告と言ってもメーカーの広告と流通業の広告は、作り方もスケジュー
 ルも全く異なります。新製品の広告は半年、１年かかることもざら。でもデパ
 ートの広告は「明日の夕刊の新聞広告、何をテーマにするか、考えて」なんて
 スケジュールで動くこともあります。
 　また広告もマスメディアで流すイメージ広告と、ダイレクトメールで送る直
 接的なレスポンスを狙う広告では目的も手法も異なります。
 　
 　ところが記事広告を経験しただけのライターや、「案内広告」と呼ばれる求
 人広告や不動産広告だけしか書いたことがないコピーライターが、その体験だ
 けを元に、メールマガジンやWebサイトで広告業界を語ったり、コピーライター
 を批判しています。木だけしか見たことがないひとたちに、いかにも業界人の
 ような顔で森を語られると、「ちょっと待った！」と言いたくなります。
 
 　また「コピー料って１行千万円ももらえたりするんでしょ？」なんて業界外
 のひとから言われることもあります。事実と言えば事実ですが、コピーライタ
 ーの１行はライターの１行とは、仕事の質も量も全く異なるので、単純に「１
 行」と言われてしまうと、「それはちょっとちがう」と言いたくなります。
 　
 　そんなわけで、コピーライターの実態、広告業界の現実について書く、新メ
 ールマガジンの発行を考えています。

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