フリーライター仕事マニュアルPart1
「売込術」

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【フリーライター仕事の基本】
■フリーライターとは
■不可欠な能力は伝える技術
■文章以前の執筆基礎技術
■文体や文字種の統一は必須!
■執筆の際は空白やデータの順番にも注意
■文章は上手下手より正確さ
■入稿原稿はテキストファイルが基本
■フリーライターの筆記具、エディタ
■事典、辞典は必須の仕事道具
■職業病、腰痛の原因と対策

【ライターになるには】
■フリーライターになるにはとにかく業界に潜り込め!
■ライターになるにはバイトや派遣からスタート
■ライターになる方法、ライター募集への応募
■ライター募集を見つけられる総合求人サイト
■業界に潜り込めるバイト情報サイト
■ライター募集を見つけられる派遣情報サイト
■マスコミ業界でのキャリア形成をサポートする転職サイト

【フリーライター売り込み術】
■売り込み相手選び
■売込み材料
■売込みのアフターフォロー
■フリーライター売り込み術:企画盗難防止

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【企画術入門】
■企画のタネはどこにでも
■プランニングのレッスン

【企画力をつけるマーケティング講座】
■5W1Hから始めるマーケティング
■ターゲット(Who)を狭めるか、広げるか?
■「遅すぎても、早すぎても…」時代(When)をつかめ!
■アンテナの張り方
■大事なのは過去ではなく、未来
■売る場(Where)を変えれば、新しい可能性が生まれる
■購買動機(Why)とは?
■客の欲から考える購買動機
■企業メルマガ執筆で大事な購読動機
■売り物(What)を仕入れよ!
■販促(How)活動=プロモーションとは
■企画の良さだけでは出版されない現実
■経費が安く、効果が高い販促、パブリシティ

【ライティング基礎テクニック】
■文体や文字種の統一は必須!
■順番や空白にも注意!

【フリーライターの仕事道具】
■フリーライターに限らず、文書はテキストファイルが基本
■フリーライターの筆記具、エディタ







【フリーライター売り込み術】


■売り込み相手選び

 売り込みに当たって最も大切なことは「誰に売り込むか」です。
 企画を売り込むなら、興味を示してくれそうな出版社や雑誌を選びましょう。たとえばコンピュータ関係の本ばかりを出している出版社に、料理本を持ち込むのはとんちんかんな売り込みです。
 ジャンルだけではありません。切り口なども、出版社ごとにそれぞれ傾向があります。たとえば同じテーマの本でも、広く一般向けに解説的な内容で出そうとする出版社もあれば、常にマニアックに突出した見せ方をしようとする出版社もあります。

 また、せっかく出版されても、たくさん売れなければ儲かりませんし、名も出ません。たくさん売ってくれそうな、本屋の棚において強い出版社から出しましょう。「棚で強い」とは、本屋で棚の中で目立つ良い場所に置いてもらえるということです。
 「有名=強い」ではありません。いくら有名な出版社でも、強いジャンルと弱いジャンルがあります。たとえばパソコン関係の出版社でも言語など専門的分野で強い出版社、初心者向け解説書に強い出版社などいろいろです。わたしも最初の頃、Macintoshに強い出版社からWindowsソフトの解説書を出して、ほとんど棚に並べてもらえなかった苦い経験があります。まあ、弱いからこそ、駆け出しフリーライターにもチャンスが回ってきたともいえるのですが…。
 出版社の棚での強さを調べようというときは、大小、いくつかの本屋を見て回りましょう。大きな本屋ではそこそこ強い出版社が、小さな町の本屋では弱い場合もあります。自分が出したい書籍の種類によって、どこで強い出版社がいいか、検討してください。
 最近ではインターネットでもいろいろ調べられます。オンライン書店でも出版社との関係が深いところ、浅いところがありますし、インターネット上で実店舗の情報を調べられることもあります。

 同じ出版社に売り込むにも、誰に売り込むかも問題です。できるだけ決定権を握っている相手に売り込みたいもの。企画決定までのプロセスは会社ごとに異なるので、思い切ってそれを聞いてみるのもいいでしょう。


■売込み材料

 まず企画を持ち込む場合。
 企画のタネの探し方や、企画書を書く詳細なコツは【企画術入門】を読んでください。
 ここでは簡単に売り込み用企画書について説明しましょう。

 採用される企画とは売れる企画です。元々が広告屋であるわたしにとっては当たり前に思えることですが、フリーライター志望者にはこの点がわかってないひとが少なくないようです。売れる企画ではなく、自分がやりたい企画を出しがちです。自分がやりたい企画でもかまいませんが、それが客観的に見て売れる企画でもあるかどうか、冷静に考えましょう。市場はあるか、競合状況はどうかをまず考えてください。
 企画のネタはそこらじゅうに転がっています。切り口ひとつで売れる企画にできるネタも多くあります。

 売り込みに際してはA4で1枚くらいに企画書をまとめましょう。
 タイトルは大事。相手の心を捉えるタイトルをつけてください。
 内容は新聞の3段8割書籍広告(新聞の一番下にずらりと並ぶ書籍広告ひとつのサイズ。幅5センチ、高さ10センチ)プラスα程度。そこから先の企画の練り込みは編集者との共同作業です。
 よく売り込みというと、完全に書きあがった原稿を持ち込むものだと思っているひとがいますが、小説家の作品持込ならそれもありますが、フリーライターの場合は、それはあまり歓迎されるものではありません。

 次に企画なしでの売込み。交流会やひとの紹介などで、編集者と会える機会に、さっと渡せる売込み資料を作っておきましょう。どんなジャンル、どんな切り口が得意か、どんなセンスの持ち主かをPRするように書いておきます。フリーライターの場合、その書き方自体で腕をチェックされますから、誤字脱字のないように、文体もよく練ってください。


■売込みのアフターフォロー

 企画を持ち込んだ場合は、いつまでに返事がもらえるかを聞いておきましょう。タイムリーなネタの場合などはこちらから期限を切ってもいいでしょう。
 そして、その期限が過ぎたら、あきらめて、さっさとよそへ持ち込みましょう。

 フリーのライターとして売込んでもすぐに仕事がもらえなかった場合、そのままあきらめてはいけません。年賀状や暑中見舞、Eメールでの近況報告などなど、2度、3度と連絡を取ることで仕事につながる場合は少なくありません。
 わたしが月刊アスキーで連載記事の仕事を得たのも、パーティで名刺交換してから数年後のことでした。


■企画盗難防止

 企画を売り込みに行く際、新人フリーライターがしばしば口にするのが「企画を盗まれないか?」という心配です。また「盗まれた! 訴えてやりたい!」という話もよく聞きます。

 企画盗難防止策ははっきり言って、あまりありません。一番良い方法は、自分なしでは成り立たない企画にすることです。自分にしかないツテ、自分にしかない知識があれば、盗みたいほど、その企画にほれた編集者は必ずあなたに頼むはずです。
 しかし、それがない場合に、盗まれたといっても、そう思っているのは騒いでいる当人だけということはよくあります。
 似たような企画を既にその出版社がやっていなかったと言えるほど、ユニークな企画がそもそもほとんどありません。誰でも考えるような企画を、盗むもへったくれもないでしょう。
 プロフェッショナルなフリーライターとしてやっていきたいなら、盗まれても、盗まれても「どうぞ」と言えるくらい、次々企画を考えられる力を持っていたいものです。

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