■腰痛の原因と予防法
ライターは長時間のデスクワークが日常なので、腰痛は職業病。ライター仲間が集まると、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニアなどの体験を語ることも多く、腰痛予防にどの椅子がいいとか、どんな体操がいいのと、よく話しています。
腰痛の原因には内臓の病気もありますが、一般的な原因は腰への負担をかける姿勢や動作です。
腰痛予防のポイント1:動作
わたしもぎっくり腰をやりましたが、そのとき調べてみて、自分がいかに腰に悪いことばかりしていたのか、初めて気づきました。
腰を曲げた姿勢はとてもムリがあり、その姿勢で力の必要な作業をしてはいけないんですね。わたしは柔軟体操のつもりで、よくひざを伸ばしたまま、腰をかがめて、床のものを取ったりしていましたが、これは最悪!
必ずひざや股関節の部分で曲げて、できるだけ腰をかがめずに動作しましょう。
腰をひねったままの姿勢でなにかするのもやめましょう。ぎっくり腰の元です。
腰痛予防のポイント2:姿勢
コンピュータに向かっているときなど、つい椅子に浅く腰掛けて、画面を見ようと前のめりになりがちです。わたしはこの姿勢で、ぎっくり腰を再発させました。
必ずしっかりと背筋を伸ばした上で、背もたれにきちんと腰を預けて、脊椎の自然なSの字のカーブを保ちましょう。椅子は引いて、机に近づけるようにして、決して椅子から身を乗り出さないように注意します。
また、いくらいい姿勢でも、ずっと同じ姿勢を続ければ、必ず負担になるんですよね。なので、30分に1回くらい、背伸びしたり、軽くストレッチして、姿勢を変えるようにします。