ガーデニング基礎知識【寄せ植えのコツ】

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寄せ植えは性質を揃えてセレクション


 寄せ植えする植物の選び方ですが、まず性質の似たものを集めましょう。乾燥を好むアロエと湿り加減を好むミントを一緒に植えたり、アルカリ性を好むローズマリーと酸性を好むエリカを並べたりすると、うまく管理ができません。

 性質の異なる植物で寄せ植えのイメージを作りたいときは、寄せ鉢にしましょう。寄せ鉢とはカゴなどに鉢を並べて入れて、寄せ植えのようなイメージに仕立てることです。



素敵に見せるセレクションのポイント


寄せ植え写真 見た目を形よく整えるためのセレクションには以下の3つのポイントがあります。

 まず第1のポイントは
1)高さを出す植物
2)足元をこんもり埋める植物
3)コンテナの縁からこぼれるようにあふれたり、下に垂れ下がって、寄せ植えに広がりを出してくれる植物
 この3種類をそれぞれ用意すること。これで全体として形が整えやすくなります。

 第2のポイントは色のコーディネーション。
 花には赤、ピンク、オレンジ、紫など赤系統の色が多いですが、赤という色は葉の緑とは反対色という目立つ組み合わせです。なので、黄色と青のように、花同士までが対比の強い色を会わせると、チカチカした落ち着かない雰囲気になりがちです。こういった組み合わせで美しく見えるようにするには、かなり微妙なバランスを取れるセンスが必要になります。
 一番無難な組み合わせは同系色。たとえば藤色と紫、黄色とオレンジなどなら、まず間違いありません。

 第3のポイントは葉を上手に使うこと。
 花だけでぎっしり埋め尽くそうとすると、うるさくなりがちです。葉も白っぽいもの、暗い緑のもの、丸いもの、細長いもの、色も形もいろいろありますから、葉もよく眺めて選びましょう。

 我が家の寄せ植えの主役はミニ・コニファーです。
 我が家にも本当は立派な2メートルほどのコニファーがありましたが、日当たりの悪さのために、数ヶ月で枯れてしまいました。生えているクリスマスツリーが夢だったので、せめて…と寄せ植えにミニ・コニファーを植えました。

 コニファーを中央後部に植えたら、両脇や手前には葉牡丹やガーデンシクラメン、パンジーなどで華やかさを添えて、一番手前にはハツユキカズラやアイビーなど垂れ下がるものを配置しています。これで立体感が出ます。スペースが多いときは、ヒメヒイラギなどこんもりした緑を添えることにしています。

※色について、もっと知りたい方はわたしの仕事関連サイト「SOHO know-how」の「Webデザイナー」のためのノウハウを書いた中にある【色彩学の基礎】 をごらんください。

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文責&著作権者:森田慶子 
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